健康を作るための3原則「栄養」「運動」「休息」であるというお話は前回しました。
この3つをバランスよく、今の自分にとっての適正量を摂ることが大切です。
さて今日は健康状態のポジショニングをお伝えします。
ダイエットや体力アップは、この健康状態のポジションで結果が変わってきます。
その人の状態によって、同じようにダイエットをしても出る効果や結果が変わるという事です。
下のイラストは健康の状態のポジショニングを示したものです。
健康の反対側にあるのは「健康ではない」状態、つまり「病気」ですね。
ですが、「健康」と「病気」の間には、「健康でも病気でもない期間」があるのです。
それが「不調」期間。東洋医学的には「未病」という状態です。
そして、イラストでは赤ちゃんがありますが、生まれたころの赤ちゃんは普通に健康で、でも特別に強化された状態ではないですよね。その象徴として赤ちゃんの絵を使いました。
これを健康のスタートライン「ゼロ」地点、ゼロポジションと考えます。
健康状態がゼロ以上であれば、ダイエットも楽に進んだり、筋肉も育ちやすいし、お肌もお手入れすればするほど輝いてきます。
反対に
ゼロ未満、不調やより病気に近い健康診断数値が出た状態だと、まずはゼロに戻すことから始まります。
より健康な状態にあってこそ、キレイもカッコいいも叶ってきます。
もし、なかなか結果が出ないなあ・・・と感じる時、体はまず健康に戻ることから始めているのかもしれませんね。
もしくは、試みていることが少し的を外れているのかもしれません。
不調と病気との付き合い方
誰でも体の不調を感じると思いますが、それが普通です。
人はよほど気を付けていないと、簡単に不調になります。
その不調は、早くに気づいて改善してあげることで、病気に至らなくて済むのです。
体からのサインだと思ってください。
些細な不調を見逃さず、ご自分の体が求めている物を探していくことはとても大切ですよ。
1か月、3か月と続く不調は大きな病気に発展していく可能性があります。
自律神経の不調やがんを経験した自分の人生を振り返って思いますが、
不調は早めに改善していくに限ります。
先にお伝えした健康の3原則と、毎年の健康診断を使って、ご自身の健康状態をいつもゼロ以上に調整していきましょう。
病気になる前ならば、健康に戻ることが出来るのです。
病気になったとしても、早期なら怖がることはありません。
怖いから健康診断を先延ばしにするとおっしゃる人も少なからずいますが
「がんです。」
と言われたら本当にショックですよ?
でも手遅れになっていなければ、今の医学で生きること、治ることは可能です。
「末期です。」
みたいな言葉を聞かないように、手遅れにならない対策として
健康診断は毎年やってゼロポジションであるか確認しましょうね。
自分と家族の為に