パーソナルトレーナーのうにぞーです。ご訪問頂きありがとうございます。
皆さんは運動をしようと思ったときに、目的をお持ちですよね?どんな目的でしょうか?今日は、その目的を叶える時、選んだモノについてお話ししようと思います。
さて、運動をしようと思うきっかけは何ですか?
運動不足を感じて?好きな事を追求してスポーツ?ダイエット?健康維持のため?医師に言われて? 運動をやろうと思うきっかけは、人それぞれで、実に様々ですね。
この時、何を選ぶかが、皆さんが最初持っていた目的を果たすのに大きくかかわってきます。目的とは結果の事です。きっかけは「運動不足」ですが、目的は「運動不足解消」です。もっというなら解消した先の「筋肉」か「ダイエット成功」が目的です。
選択肢は実に様々です。 自分で走る、コミュニティでスポーツ、個人でスポーツ、フィットネスクラブに通う、家トレをする、ウオーキング、トレッキングなどなどありますね。
ですが、多くの方が最初選ぶのは、あんまり金銭負担のないウオーキングか、家トレです。
それでも、運動しようと思ってくれて、行動してくれるだけいいのですが、これには大きく落とし穴が開いています。
一つは、キツクない範囲なので効果が出にくい点と、一つは効果が出ないから継続しにくい点です。
そこで、運動を継続させるために、コミュニティ参加したり、フィットネスクラブに通う人が出てきます。お友達と一緒だったり、目新しい環境やレッスンが良かったりすると、続きやすいですね。
しかし、みなさんは何の為に運動を始めたのでしょうか?
目的が「友達と楽しむ」や「レッスンを楽しむ」なら問題はないのですが、「健康を促進する」「肥満を解消する」「スタイルを良くする」などの目的があった場合、目的にコミットしていないですよね。
コミュニティ参加は基本的にお友達作りが目的です。
個人でスポーツ参加はスポーツを楽しむことが目的となります。
上手くいけば2つ目の目的「健康」とか「筋力アップ」にも効果が出てきますが、多くは関節の痛みを起こしたり、人間関係に悩んだりという事が起こりがちです。
では総合フィットネスクラブはどうでしょうか?
施設・設備が充実していて、ジム・スタジオ・お風呂・サウナ・プール・フリーウエイト・マシンジム・様々な計測機と盛りだくさんですね。
ソフトな面では、多彩なレッスンプログラム・スクール・イベントなども次から次へと。完全なるテーマパークなんですね。
皆さんは月会費を払って、場所と、設備とイベントの提供を受けて、楽しんでいるわけです。
なので、レッスンは嫌い、プールは嫌いと言わなければ、やることがいっぱいなのでしばらくは飽きずに通えると思います。
しかし、お客様は飽きるのです。
3カ月ないし6カ月も経つと、おやめになる方は5割を超えてきます。それはなぜでしょう?
お客様が最初持っていた「運動を始める目的」が叶えられないからです。
目的が叶えられた人、目的は後回しになった人は楽しくジムライフを過ごせています。楽しく、ある程度のカロリー消費ができるのですから、総合型クラブが悪いとは思いません。高齢者のフィットネスクラブ通いは特に健康効果が見られると実感しています。
ただ、「こうなりたい」という願望をお持ちの方には不向きなのです。
「こうなりたい」という願望を率直にかなえるのがパーソナルトレーニング
パーソナルトレーニングは、フィットネスクラブよりずっと後になって出てきました。最近になってようやく皆さんの目にする機会も増えてきましたが、金額がちょっと張るようにみえるので、受けたことが無い方も多いと思います。
パーソナルトレーニングは、遊びに行く場所(テーマパーク)ではなく、悩みを解決する場所です。そして、ご自分で生活習慣として続けて行かれるだけの知識を得る場所です。
ダイエットを達成する・・・というのが一番CMされていますが、それだけがパーソナルトレーニングのすべてではありません。
病気改善であったり、痛み改善であったり、姿勢改善であったり、きれいなスタイル構築であったり、筋力増強や運動能力向上であったり、運動や食事の習慣化であったりします。
こういった願望を求めている方には、身体とトレーニングの専門知識を用いた運動指導をするパーソナルトレーニングがお勧めです。
最後に・・・
みなさんがパーソナルトレーニングを検討する際に、
「こんな高いのずっと続けられないけど辞められなさそう。」と、おっしゃいます。
ですよね??まだまだパーソナルトレーニングってわからない世界です。もっとたくさん説明させてください。そして言わせてください。
「いいえ!遠慮なく終わってください。」
私たちにとって「終わる=目的達成」だからです。お客様をいつまでも通わせ続けるのはプロとして如何なものでしょう?
そう思いませんか?
まとめ
皆さんが運動を始めるにあたって、下調べをして、目的に合わせた「こと」「場所」を選びましょう。適当に選んでいると、思わない結果に行きつくことが時々あります。
続きの記事:パーソナルトレーニングとグループトレーニングならどちらを選ぶ